フランツ・リスト『ル・マル・デュ・ペイ』巡礼の年

きょう村上春樹
『色彩を持たない多崎つくると、巡礼の年』読み終えました。
村上春樹の世界感が楽しめました。
１８章
人生は複雑な楽譜のようなものだ、たくさんの奇妙な記号と、意味不明な書き込みで満ちている。
それを正しく読み取ることは至難の業だし、たとえ正しく読みとれたとしても
またそれを正しい音の置き換えられたとしても、そこに込められた意味が正しく理解され、評価されると
は限らない。

それが人を幸福にするとは限らない。

題名の巡礼の年の意味はこのフランツ・リストのピアノ曲
４章
♪『田園風景が人の心に呼び起こす、理由のない哀しみ』
『ル・マル・デュ・ペイ』Le　Mal du pays フランス語です。　　聴いてみで下さい。