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ピアノと洋服と好きなことのページ。自分らしく日々新しい自分の発見と成長のために。
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青いエグジツト、ダイビング用語で海から陸にあがること。
今読んでいる、石田衣良の『約束』短編(青いエグジット)、題名だけ見たときは何の意味かな? と思ってよんでいたらダイビング用語でした。

実は、一度だけYUKOもダイビング経験したことがあります。
モルディブで天国に一番近い海、いままでで、一番綺麗な海。
ダイビングの先生、超イケ面でした。(*^_^*)
顔が小さいです。八頭身!!

イギリス人の先生で英語しか通じない、でも海の中は英語も日本語も通じない。
手話の様な手の合図で言葉を交わす。
海の中から、上にあがる時は親指を上に向けて立て意志を表す。

海の中は怖いほど静かで、酸素ボンベの限られた酸素を吸い込む音とブクブクと丸い気泡になったYUKOが体内から吐き出した二酸化炭素の音しか聞こえない。空気、酸素の存在を改めて全身で感じる。
色とりどりのとても美しい魚たち。
大きなエイも近くで見る事が出来ました。
26年近く昔の体験ですが、今も新鮮に思い出すことが出来ます。

本の話に戻ると、ある夫婦の一人息子(清人)は剥き出しの神経質な少年、ひきこもり、自殺未遂の末、片足を失い車いすの生活。
父親(謙太郎)は、あまり冴えなサラリーマン。
わがまま放題の清人の要望を、感情を飲み込み清人に応ええようとしている。
(この、シーンYUKOはZAKENNな、と思いながら読んでいました)
清人が初めて自分の意思で『ダイビングがしたい』と言い出す。
その願いに、必死に応える。

ダイビングを始めていままでに見せた事の無い明るい表情をみて、両親は喜ぶ。
清人が海から、両親のためにさくら貝を探してプレゼントする。
ダイビングの体験が清人の精神に与えた変化。(YUKOも嬉しくなりました)(*^。^*)

ダイビング用語でバディ、共にダイビングをする仲間のことで、海中では文字どおり信頼しあって、命を預けあうことになるパートナーのことで、エアの一方が足りなくなれば、何より大切な空気さえ分け合う仲間のこと。(映画、海猿でもバディの用語でてきますよね。この、映画も生と死が切迫した、ダイバーの映画。)

なぜ、日常では感謝の気持ちが薄れ、緊迫した環境ではいろいろな事に気が付く。

ピラニア説、緊迫感がもたらす良い影響。
大切な事かもしれません。
たまには、無理をする事も乗り越える達成カが味わえるから無理も大事。
家族の掛け替えの無い愛情を感じました。





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8月18日からねじまき鳥クロニクル読み始めて偶然10月18日に読み終えたのです。
2ヵ月。
第1部はP373 第2部はP429 第3部はP503
1Q84でかなり忍耐力(笑)はつきましたが文章量が多い、村上春樹。
第3部は話の核心に迫る、わくわく感、でも決して結論は出さない村上春樹。
読者に考えさせるのよね、そこが(村上春樹)らしさですね。
僕の考えていることは本当正しかどうか、わからない。
でもこの場所にいる僕はそれに勝たなくてはならない。
これは、僕にとっての戦争なのだ。
『今度はどこにも逃げないよ』とクミコに言った。
『僕は君を連れて帰る』僕はグラスを下に置き、毛糸の帽子をかぶり、脚にはさんでいたバットを手に取った。
そうしてゆっくりとドアに向かった。(本文より)

愛する者を得るための戦い。だと、最終的には感じました。

登場人物、間宮中尉の手紙。
この私の長い奇妙な話が、岡田様にとってはたしてどのような意味を持つことになるか、正直に言ってわたしには解りかねます。
すべてはただのろれつのまわらぬ老人の繰り言に過ぎぬのかもしれません。
しかし私はあなたにどうしてもこの話を語りたかったのです。
語らなくてはならないと私は感じたのです。
手紙をお読みになっていただければおわかりになるとおり、私は完膚なきまでに負けたものであり、失われたものです。
いかなる資格を持たぬものです。
予言と呪いの力によって、誰をも愛することなく、また誰からも愛されることのないものです。私は歩く抜け殻としてこれから先、ただ闇の中に消えていくだけです。しかしこの話を岡田様に引き渡すことによって、私は少しは安らかな気持ちを持って消えていくことができるような気がします。
なにとぞ心残りなき、良き人生をお歩み下さい。(本文より)

結論は愛です。かね…


本を読む事は、旅と似ていて目的地に着くまでのプロセスをいかに楽しむか。
P1からP1205までのねじまき鳥クロニクルの旅の過程をたのしめました。(*^_^*)
また、違う本が読みたくなりました。
こんどはどんな世界を旅できるかな?

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村上春樹 ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編
只今14章 呼んでます。
ここで、『1Q84』にも登場している牛河が、ねじまき鳥にも登場!!(*^_^*)
10章戦争で動物園の動物を虐殺する。  辛くなり読めなかったけれど、
そこ大切な所とTさんに言われ、読みました。
本当!!  ここで
鳥刺し男 何の意味?  と思っていました。謎が解けました。
モーツアルトのオペラ『魔笛』に登場する、パパゲーノが鳥刺し男と呼ばれていること!!
さすが、音楽に詳しい村上春樹❤
★『魔笛』 
魔法の笛と、魔法の鐘で、遠くのお城に囚われた
お姫さまを救い出す。オぺラでのセリフ『国じゅうにしらぬものはなき鳥刺し男、パパゲーノとは俺のことだ。』
オペラの中では王子さまと鳥刺し男は、雲にのった3人の童子に導かれてその城まで行く。でもそれは実は昼の国と夜の国との戦い。夜の国が、昼の国からお姫さまを奪い返そうとしている。
どちらが本当に正しい側なのか、主人公たちは途中でわからなくなってしまう。
誰が囚われいて、誰が囚われていないのか。
もちろん最後には王子さまはお姫さまを手に入れ、パパゲーノはパパゲーナを手に入れ、悪人たちは地獄に落ちる。

ということです(*^。^*)。
いろいろな話が入り混んでいるので、注意深く読んでいかないと
何の話が解らなくなりそうです。(-。-)y-゜゜゜(笑)

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今は朝の4時55分。   眠れなくなり、村上春樹の本を読んでいました。第3部の10章動物園襲撃(あるいは要領の悪い虐殺)。
この、章の前9章までは楽しくよんでいましたが、10章。
読めません。
辛すぎて。体調悪くなりそうで、、、(戦争で動物園の動物を虐殺するシーン)ここ、大切なのかもしれませんが?
かわいそうで読めなくなりました。
飛ばして、11章を読みます。
9章までは、居なくなった猫(ワタヤノボル)が帰ってきて、新しい名前(サワラ)食べていた魚の名前にしたり(笑)、新し展開で面白く読んでました。
戦争のシーンがリアルでとても読めません。(;一_一)

戦争は絶対反対です。命令で動物を殺したり人が人を殺したり悲しい。
ので6時まで寝ます。(笑)


村上春樹が日本人でノーベル文学賞に近い作家の意味がわかりました。
『1Q84』
では宗教問題。『ねじまき鳥クロ二クル』では戦争問題を題材にしているけれども文学的要素も取り入れて、ただの記録ものではない村上春樹ワールドを生み出している。
だから村上ファンが多いのですね!!★

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昨日、アマゾンに発注していた『ねじまき鳥クロニクル』届きました。
第2部も昨日読み終えたのでniceタイミングです。(*^。^*)
(本代¥1・送料¥250・計¥251)でも、第3部の本の厚さ(P509)と活字の文字が小さいので第3部は製本に苦労したのではないかしら?と思いました。
1.笠原メイの視点
笠原メイから岡田・トオルに手紙が届く。
笠原メイは岡田・トオルを『ねじまき鳥さん』と呼んでいたので本当の名前が思い出せないでいたが突然ハッと思いだした。
簡単なものを誰かに説明することは、ある場合には全然簡単ではないのですね。
(簡単か簡単ではないかは個人差があるものですよね・YUKO)
 宮脇さんの空き屋の記事が週刊誌に掲載されていた。
(ねじまき鳥さん・岡田トオルと関係していると笠原メイは思った)
まだ、岡田トオルはクミコを取り戻していない、取り戻すためになにか変なことを始めていると直感した。
笠原メイ
(笠原メイと岡田トオルの関係性がこれから気になります・YUKO)

P58まで読みました。
冒頭の電話の
が岡田クミコだと気がつく。
(なんで、いままで岡田トオルはクミコだと気づかなかったのかしら、、、YUKOだったらショックです)

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プロフィール

HN:
YUKO 1962生52歳
性別:
女性
職業:
ピアノ教師
趣味:
レストラン廻り、編み物、読書、
自己紹介:
個人レッスンのピアノ教室を開いています。
音楽、洋服(ANNA SUI、axes femme)、書道が好きです。仙台市在住

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